AIブログ作成ツールを検証
最近話題のAI記事作成ツール「AIブログくん」を試してみました。
実際のところどーなの?と言うことで当サイトで扱う記事の作成を想定して、どのくらい効率的か、そしてコスト面はどうなのかを体験レビューとしてまとめます。
記事の最後に、実際に作成した記事もご紹介します。
使用体験
AIブログくんでは、自動投稿とメール送付の2つの方法が選べます。今回は内容を確認したかったのでメール送付を選択しました。
キーワードを指定するのですが、1キーワードにつき1記事を書いてくれます。送られてきたメールにはHTML形式の本文だけが含まれており、画像は自分で用意する必要があります。後述しますが、記事の素案として活用するのが正解かなと思いました。
記事のクオリティ
- 文章はちょっとお堅い印象ですが、基本的に良くできています。
- 「徹底解説」と言う見出しでも、内容の薄いセクションがありました。知見の少ないテーマの場合、文字数をクリアするために「導入部分」「本文」「まとめ」で内容が重複することがあるようです。
そのようなケースにおいては、重複表現を削除して「簡単に紹介」等に文言を変更するなどの工夫が必要だと感じました。 - 表現の硬さ、内容の重複、AI特有の不自然な強調表示等があり、そのまま使うには惜しい印象です。全体的に少し手を加える必要があります。
- 記事としての骨格や構成はしっかりしているので、作成時間の短縮には十分役立ちます。

コスパ比較
ざっくりですがアウトソーシングする場合と比較してみました。
| 項目 | AIブログくん Liteプラン | AIブログくん Starterプラン | 外注ライター |
|---|---|---|---|
| 記事数/月 | 15本 | 50本 | 15本 |
| 料金(年間契約/月換算) | 4,900円 | 9,900円 | 約45,000~90,000円 |
| 料金(月間契約) | 8,200円 | 16,500円 | ― |
| 1記事あたりの単価 | 約330円 | 約198円 | 約3,000~6,000円(※1) |
| 作業内容 | 記事作成、画像・タグ・Google送信 | 記事作成、画像・タグ・Google送信 | 記事作成(文字起こし・修正含む) |
| 作業時間 | ― | ― | 約30~45時間(0.2~0.3人月)(※2) |
総合評価
<高評価ポイント>
修正の手間は必要ですが、記事の素案としては十分なクオリティです。
- SEO対策も考慮されており、メタディスクリプションやスラッグも貼り付けるだけの状態で提供されるのが楽で仕方ない
- 知識豊富なハイレベルのライターさんに、0.2~0.3人月相当の作業を4,900円で外注できると思えば破格のコスパ感(激アツレベル)
- 頻繁に投稿が発生する場合には特に有効
<検討が必要>
正直に言いますが、作成と投稿の自動化をアピールされていますが、自動投稿はお勧めできません。公開前の文章の推敲と全体の確認は必須だと思います。
- 画像、デザインや構成、適切な内容かどうか、等は投稿前に確認する必要があります。
- 次々と記事ができるため、異なるキーワードや別の視点でのキーワードを設定しないと、同じような記事の量産になります。テーマの選定はしっかり行う必要があります。
<結論>
それなりのクオリティを保つための作業は必要ですが、1本外注する金額で15本分の記事が出てきます。定期的な投稿が必要な場合、非常に良いツールだと思います。
まとめ
AIブログくんは、ブログの文章の骨格や構成を作る強力なツールです。外注ライターと比較してもコスパが良く、定期的な記事更新や大量の記事作成には非常に有効です。楽過ぎて笑うレベルです。
ただし、文章を自然な感じに直したり、マッチする画像を用意したりという人的な作業は避けられないため、完全に丸投げできるわけではありません。
その点を理解した上での運用であれば、非常に良いツールと言えます。
実際にAIブログくんで作成した記事はこちら。
メールで記事を受け取った後で少しだけ文言を直す形で編集しています。テーマは個人的な趣味で選んでいます。
社畜なりに頑張りましたが、画像処理は得意ではありません。サイズが揃ってないとか細かい部分は突っ込まないでください…


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